3Dマクロは、次の4社の協業プロジエクトです。

 

(株)オプセル         http://www.opcell.co.jp

(株)オーヒラ         https://ohira.co.jp

MSリサーチ(合)       https://www.ms26-research.jp

(株)バイオ光学研究所 https://biooptical.jimdo.com

 

事業計画

テーマ : 生物標本のフィギュア製品化への道を開く3Dマクロスキャナーの開発事業

 

概要    : 

 “木を見て森を見ない”従来の高倍率高機能顕微鏡では、有機的な組織構築や機能の関連性という生命本質の把握ができていない。市場ニーズの一つは、「再生医療分野」である。再生医療の流れは細胞から組織、臓器作成へと大きくシフトした。その結果観察対象が、ミクロンレベルからミリ、センチメートルレベルになった。しかしこの範囲を観察するには従来の高倍率高機能顕微鏡では見るには大きすぎて見られなかった。低倍で大きな視野を確保でき、高解像度の顕微鏡が存在しなかった。本プランはこの課題に答え、マクロ観察に使用される実体顕微鏡に、レーザ走査による高分解能の観察を可能とし、精度の高い3D測定とスキャナー機能を有する共焦点機構を組込む計画である。iPS細胞などは最近ミニ臓器が創られる迄進歩し、細胞の大きさは凡そ1~2cmという。私達はここに市場の要請課題を見い出した。更に3Dプリンターを活用して生物標本のフィギュア製品化の道を開くものとなる。他方で、3Dプリントの世界はものづくり革命が起きる可能性を秘めている。3Dマクロスキャナーの製品化は特にアカデミック分野での貢献が期待できる。

 

背景は、現実問題として、科学関連の3Dの顕微鏡データを利用しようとしても3Dプリンターを活用できない状況である。しかし、その3D活用の試みは始まっている。最近アメリカ国立衛生研究所(NIH)から3Dプリンターで造形できるSTLファイルが提供されている。